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HOME LCARSアニメ製作マニュアル 第 9 回 基本テクニック c | |||
9. 基本テクニック c画面切り替え(モザイク)
左の拙作 LCARS No.054 [Nemesis Topographical Scan] を未見の人は、まずはダウンロードして再生してみてください。 地形が左のほうへ動いていって違う画像に切り替わるとき、モザイク処理が行われているのが見て取れると思います。 ここでは、この “モザイク切り替え” をどうやっているのかを説明していきます。 なんか難しそうな感じも受けるでしょう。 もちろん ActionScript なんてのは使ってませんよ。 なんの事はありません。 グラフィックソフトでモザイクの強度を変えた画像を作っておき、それをただ単純に並べるだけなのです。
前々回(P9a キャプチャ画像を利用する)の例 2 のところで修正した地表画像。 これはそれぞれ違う α, β, θ の 3 種類ある(便宜上名前を付けた)のですが、このアニメーションでは α から β (左の画像の 2 枚)へのチェンジです。
モザイクツールでモザイクを掛けていきます。 グラフィックソフトによってウィンドウ画面等は違いますが、モザイクというのはどのグラフィックソフトにも備わっている機能だと思います。 α、β 2 枚の画像にそれぞれモザイクの強度を変えた 3 枚の画像を作ります。 今回は縦幅・横幅共に 4px, 6px, 8px でモザイクを掛けてみました。 まず、これが α 画像 4 枚。
次に、これが β 画像 4 枚。
もちろん、モザイクのピクセル幅数はこの数値にこだわる必要はありません。 例えばモザイクのピクセル数を 2, 4, 6, 8, 10 などと 5 枚作ってもいいわけです。 多くすればするほど、見かけ上滑らかになりますね。 今回は効果音とのタイミングと切り替えスピードから、このような 3 種類を選んだわけです。
さて、あとはキーフレームに沿って並べていけばいいだけです。 順番は以下のようになりますね。
これを再生すると・・・
こうなるわけです!
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