日本の首都である東京、コンクリートジャングル東京、1,200 万人口過多都市東京、なんか毎日人殺しがあって日中歩いていて肩が触れただけで殴られ、周りの人から見て見ぬふりを決め込まれるという恐ろしい東京、夜中 1 人で歩いてたら見ず知らずの人に後ろから刺されてしまい、やったのは近所の中学生で犯行の理由が単に “ムカついた” というような理不尽だよ東京、最近はトカレフよりやっぱマカロフだよね東京、から凄く離れている所に住んでいる者としては、東京に少しでも近い地域はすべて我が居住区よりも都会のイメージがある。

つまり、我が居住区よりは福岡、福岡よりは岡山、岡山よりは奈良、奈良よりは静岡、静岡よりは埼玉というように、自分の中のイメージとして都会度がドンドン上がっていくのであるけれど、実際はそんなことはなく、そこに住んでてもやっぱり自分のところが田舎だと思っている人がいて、田園風景も見られる意外と田舎なわけで、そのイメージは間違ったイメージだと言える。

間違ったイメージとしてモンゴルがある。 モンゴルは草原ばかりでみんなゲルというのに住んでるみたいな感じだけど、実はああやって暮らしてるのは遊牧民達だけであって、首都ウランバートルには当然のように車がたくさん走っていてビルがそびえ立ち、大学生が PC でインターネットをやってたりする感じなのだ！

草原を馬に乗ってどこまでも駆けて行く、という TV で見るあれは、あくまでもモンゴルの一部分なのである。 こういう間違ったイメージはぜひ止めてもらいたい、とモンゴル人も怒っている、と隣の佐藤星さんが言っていた。 ていうか、隣に佐藤星さんなんて住んじゃいないなと思った！

日本でスタートレックを知っているかどうかというのは、住んでいる地域の地上波でスタートレックを放送しているか、もしくは過去に放送していたかどうかにかかっている。 過去に一度もスタートレックが放映されたことがない地域の認知度は、過去に一度でも放映がされてたことのある地域の認知度よりもかなり低いのは間違いない。

実際、我が居住区の地上波で 10 年前にザ・ネクスト・ジェネレーションが放送されなくて、今に至るまで放送がなかったとしたらスタートレックと LCARS に出会うこともなかっただろうし、スタートレックと言えばかすかな宇宙大作戦 TOS の記憶しかなく、TNG,DS9,VGR,ENT とシリーズが今に続いていることなど思いもしなかっただろう。

情報だけなら今はネットでも知ることができ、衛星や CATV でスタートレック天国だとしても、普及率がほぼ 100 ％であるいわゆる “TV” で、スイッチをつければタダで観放題の地上波は偉大だ。

放送されてなかったら、「あ〜なんか寝付けないなちょっと TV でもつけてみるか・・・おりょ？ なんだこりゃ、宇宙モノかいな？ おおおお！ おもしれ〜」 ということもあり得ないし、「これいっぺん見てみろよおもしれぇんだぞ」 「へぇ〜おもしろいんっすか？ そんなに言うんだったらちょっと観てみようかな、ところでいつやってるっすか？」 「これって TV じゃやってなくてさぁ CATV なんだよ CATV、お前も入れよ！」 「マジっすか、俺ムリっす、金ないっす、ていうか、アンタ勧誘の人っすか！？」 なんてことにもなりかねない。 自分のところの地上波で現在やってないと話にならない。

東京では地上波でのスタートレックが冷遇されていて、月に 2 回も放送があったらいいほうで、1 回もない月もあるというスローペースだとか。 日本でこれほどにまでスタートレックの知名度がないのは、このことが一因にあると思う。

なんでも東京一極集中で、東京在住以外の人間にとっちゃクソの役にも立たないような情報を堂々と全国ネットで流すんじゃねぇよ東京、ここでの文化・風俗・習慣などは全国的なモノで全国民が関心を寄せていると勘違い気味の東京、どこそこの店では 800 円で食い放題って地方の人間がどうしろって言うんだよ東京、なんとかという地域では今これが流行ってるってこっちじゃ流行ってねぇんだよ東京、じょじょえんじょじょえんってアンタ達は焼肉依存症ですか？東京、にてもっとスタートレックの放送を優遇して月 4 回キチンと放送を行い、もし可能なら週 2 ペースなんかでやれば “偶然の遭遇” も増えてもっと知名度が上がり、それが全国に波及していくんじゃないのかなと思ったりなんかして。

そんな折、三菱 DVD カーナビでエンタープライズ号のワープシーンが全国のお茶の間に流れた意義は大きい。 日本におけるスタートレック史上の快挙といってもよく、CM で D 型エンタープライズが観られるなんてオラ、ワクワクすっぞ。

でも、一般人にはただの DVD カーナビの CM であり、彼らからすれば我々は 「な、なにコイツ！？ ひょっとして SF オタク！！？ やべぇ近付くとレーザーで殺されっかも！」 とか思われたりし、あの僅かなシーンで加藤あいに目がいくのは彼女のファンでありていうか、そりゃお互い様だよていうか、両方のファンにとっては CM の印象が強く残って購入時にはこれしか目に入らなかったりするわけなので、CM 製作者の思惑にまんまとハマったスタトレオタクとアイドルオタクならびにカーナビオタク。

とにかく、スタートレックという言葉は出てこなくとも、NHK のようにおそらく全国で流れたであろう加藤あいによる 「ワープ」 という言葉とエンタープライズの雄姿は、深層心理にイメージとして全国民に深く刻み込まれたハズで、深夜の偶然の遭遇の際に 「あ〜コレってあの時のアレだったのね」 と導入がスムーズになりやすくなった、と思いたい、という願い、を持って生きていきたい。

▽ http://www.explorewisconsin.com/lcars/ - これも確かに LCARS
▽ http://www.nwlink.com/~tigger1/ - LCARS に面白い組み合わせ
▽ http://www.foolquest.com/trek%20pix/fear_not.htm - なんかウチにある LCARS 画像を使われてる。 別にいいけど。

#1 北欧スカンジナビア半島にあるノルウェーとスウェーデンの地理的区別がつくだろうか？ イタリア人の中にもサッカーにまったく興味がない人が大勢いることは知っているだろうか？ インドでターバンを頭に巻いているのはシーク教の信者だけで、ヒンドゥー教徒が多いインドでは少数だというのは？ また、アメリカ南部にはカウボーイハットを被ったごつくて粗野な男達が、タバコをくわえながら銃を腰にぶら下げて街中を闊歩してはいないということはどうだろう？ 逆に、外国人に日本の場所を聞いたとき地図上で朝鮮半島や中国を指し示したり、日本人は空手や相撲の達人ばかりだと思われていたり、冗談じゃなくいまだ真剣に侍や芸者の国だと思われていたりするのでお互い様であり、逆にそうやって夢を見させてあげていたほうがこちらとしても楽しいというものだ。 彼らが日本の真実を知ったときにそのギャップに驚けば驚くほど、以後、日本のことが印象に強く残ってより深く好きになってもらえると思うのだがどうだろう。 でも、アメリカの話はあながち間違いでもない。 あと、南アフリカではなぜか日本人は蛇を食べていると思われているらしい。

#2 ところで、この日本において今まで一度もスタートレックが放送されてこなかった都道府県というのはホントに存在しているのだろうか？ あと、U.S.S.Kyushu の 「スタートレックって何？」 によると、現在スタートレックシリーズを放送している地上波局は 16 局で、視聴可能な都道府県は 33 にものぼり、それは 47 都道府県の実に 71% を占めるので意外と放送してると言えよう。

#3 文中の単語にリンクを張ろうとしても 「無断リンク禁止」 とかいう意味不明なヘンなサイトがいまだに多いので困る。 よくまとまっていて感心するサイトでも、自分はこの文字があると 1701 ミリセカンドで興ざめしてしまう。 ウチは当然 “どのページでも” リンクは自由っす。

ていうか、PC を新しくしたついでにビデオキャプチャー機器も買い換えました！ おわり。

というような文章を、小学生の夏休みの日記でよく書いてたなと思う今日この頃。 あと、「強固な恭子の吾郎」というのも思いつき、性格が強固な恭子さんの彼氏の吾郎さんを表現した早口言葉であるけれど、早口で言っても全然楽勝なので非常に残念だと言わざるを得ない。

それはさておき、買ったのは玄人志向の CX23881-PCI という PCI 内蔵の最大 720x480 でキャプチャー可能だという、ソフトウェアエンコードタイプのビデオキャプチャーカード。 4980 円。

ビデオキャプチャー機器のほうは PC 自作パーツとは違い、以前からネットを廻ったり店を廻ったりして情報収集していた。 TV チューナーはいらないし、とにかく 640x480 以上で静止画キャプチャーが出来ればよく、とにかく安いモノというのを探していた自分は、とにかく行きつけの PC ショップにあったこれを選んだんだとにかく。

玄人志向の製品というのを説明すると、メーカーサポートはナシ・キレイな箱と包装ナシ・詳細な説明書ナシの代わりに値段が安いという、乗員のための福利厚生施設は一切ナシだけど儀式を行う場所はなんかたくさんありそうなクリンゴン艦だとか、攻撃力や防御力や俊敏力はあるけどケトラセルホワイトがナシだというジェムハダー戦士のようだと表現すれば、より一層なにがなんだか判らない感をかもし出すと言えよう。

とにかく、そのいさぎよさが良い。 余計なモノは一切ナシ！ もし動かなかったとしてもテメェで何とかしろ！ を購入者に求めてくる、今どき珍しいなかなか粋なメーカーである。

かつて PC-98 を使っていた頃、説明書が手抜き翻訳の海外製 C バス接続 TV チューナーカードを買って痛い目に遭っているので、今回のこれも買う前に若干の不安があった。 でも、値段の安さにどうしても惹かれてしまい、安物買いの銭失いになるかどうか掛けてみたところ、幸いなことに自作 PC と同じくこのキャプチャーカードもこれまたトラブルなくすこぶる順調。 久々に購入後に良かったなと思えた製品だ。

最近は国が発行した通貨で目的の物と引き換えるという行為のあと、なんだか微妙に失敗した気持ちになり、もう目的の物じゃなくなったんで通貨と再交換して下さいと言いに行きたくなることも多かった。

ま、それは主に 100 円ショップでだけど、買った直後に自分の思ったのと違うと、日本のゲームをハリウッドで映画化した作品を見たときと同じくらい、筆舌に尽くしがたい残念な気分に陥ってしまう。

たとえば、買って帰り 3 秒でヒンジ部分が折れたハンコ入れだとか、鉄パイプを切っていたら 5 秒で折れた金ノコギリだとか、強力吸盤付きの引っ掛け具の引っ掛けが 7 秒で折れて引っ掛けられなくなったりなど。 折れてどうする！

自分の場合は主に動画も静止画も資料用の LCARS のキャプチャーであり、その目的に必要十分な性能を持っているこの製品は折れもしない。 今までと比べてそれはそれは手軽にキャプチャー出来るので、よけいなモノもキャプチャーしまくるくらいである。

実は今までのキャプチャー機器というのが、3 年も前に買った I-O DATA の MPG-BOX というパラレルポート接続の外付けハードウェア MPEG 圧縮タイプのモノなのだ。

これは、メインマシンが AMD K6-III 450MHz の頃から活躍していたという骨董品。 長時間録画すると物凄く音ズレするので、修正版ドライバを入れたら微妙な音ズレに修正されただけという素敵な物。 結局、ドライバは一度バージョンアップしただけで、その後メーカーから見捨てられた悲しき一品。 遅いパラレルポート接続なので、プレビューがカクカクだというヘタレ。 Windows 全盛の時代にあって DOS の特殊なドライバなんかを使っているがために、Windows95/98 でしか動かないというアカンタレ。

それでも Windows98 がメインの頃は別に良かったけど、Windows2000 をメイン OS とした後でもコレを使うしかないので Windows98 を共存させるしかなく、前夜録画したスタートレックの LCARS をキャプチャーするためだけに翌日 Windows98 を起動させなければいけないというのがメンドくさい。

しかも、OS 選択メニューで Windows98 を選んで起動したら、いつの頃からか必ずセーフモードになってしまうようになり、Windows98 を選択したあと F8 キーを連打し、step by step で Config.sys と Autoexe.bat を手動で一つ一つ処理していかないと正常に起動しなくなってしまった。

FILES=20 [y/n] Y! BUFFERS=99 [y/n] Y! HIMEM.SYS を読み込みますか？ Y! と次々に Y キーを押していく・・・って全部 Yes なんだよ！ ぜんぶ読み込むんだよ！ え〜い、Y キーを押しっぱなしにしてしまえ！ PiPiPiPiPi・・・！？ んぽっ！！

キーバッファーが溢れた時の音で PC は俺によるキー入力を拒み、Y キーから人差し指を静かに上げてふと窓から見える田園風景に目をやると、白く美しい 1 羽のサギが舞い降りてきて、午後の暑い日差しを受けて優雅に踊るように毛づくろいをしているその姿をぼんやりと見ていたら、スピード重視の現在社会に取り込まれている自分のすさみきった心に気付き、1 行づつ Y キーを押さないといけないのかよこのクソ野郎！と思った。

	今日 100 円ショップで買ったデカい押しピン
	右側のが普通サイズのモノ。 金づちが必要なくらい太いまるで釘のようなピンは、ちょっとした武器にもなる。 ある意味一発ネタ。

毎週一回と言えどもこの儀式は苦痛でしかたがなかったけど、Windows2000 がメインなために原因究明と修復は特に行わなかった。 このビデオキャプチャーカードの導入で、ようやく前時代 16 ビットあんたブルー画面が標準ですか？ ひょっとしてフリーズは趣味っすかッ！？ OS を我が家からすべて撲滅できた。 あ〜せいせいした。

▽ http://www.page.sannet.ne.jp/mnagai/msj/openmind.htm - 転送もワープも惑星連邦もこれに載るように？

#1 終盤で 「んぽっ！！」 というナゾの言葉が登場するけど、これはあまりにも PC の不甲斐なさに憤慨してしまい、かなりの勢いでキー入力してたら偶然生まれた単語であり、自分の思い通りにならない際に突然気が抜けたさまを表現しているかと言えば言えなくもない。

#2 キャプチャーカードに間違えやすいモノとしてカードキャプターというのが挙げられ、大きいお友達はカードキャプターをキャプチャーカードでキャプチャーするのかなと思ったけど、挙げているのは自分だけであってやっぱ間違えないなと思った。 大きいお友達さんごめんなさい。

ていうか、スタートレックアルマダ 2 みたいな 3D ゲームとかやらないので、自作した Pentium III 667MHz の PC でも別に不満はなかったけど、ある理由によりこのたびパワーアップしました！ 終わり。

と、これで終わりかと問われれば、終わりなき始まりと言わざるをえない。 一時期は CPU を換えて HDbench で浮動小数点演算値を上げたり、グラフィックカードを換えて 3D Mark でフレームレートを上げたり、スーパーπ で計算能力を上げたりするのが PC での目標で、自分と同じ構成の他人の PC より数値が低いとブルーになり気味というパソコンマニアだった。 だけど、今はパソコンマニアというより合コンマニア。 ウソ。 今でも大部分は LCARS マニア。 あと、今年に入ってから観葉植物マニア気味。

最初は CPU だけを 3GHz くらいに換えようなどと夢見てたのに、スロット 1 規格の Pentium III とかすでに置いてないというより 1.13GHz までしか存在しないわけで、そりゃムリな話だよおっかさん。

オールドファンが TOS をいくら伝説だと崇拝してても、すでに新世代により新たなる伝説が始まってるがごとく、世間は Pentium 4 とかの新世代 CPU でギガヘルツ。 ていうか、これからはスロット 1 の時代だとか言ってませんでしたか？ なんでまたソケットに戻ってますか？

と、現在を嘆くジイさんのようなこと言ってても新しい PC は手に入らないので、前時代のスロット 1 マザーボードなんてのはとっとと捨ててしまい、今回もまた自作 PC でいくことに。 でも、以前書いた 「興味のない情報は耳に入らない」 の法則により、自作 PC にすっかり興味を失っていた昨今、パーツの知識がほとんどない。

それでも自分なりに調べて、相性問題から無難な Intel チップセットに Intel CPU の PC を目指すことにした。 ちなみに、今までは VIA チップセットに AMD CPU だったり VIA チップセットに Intel CPU だったり。

ところが、新たなにソケット 478 マザーボードと CPU を買うだけではダメで、すっかり規格の変わったメモリとバカみたいに電力を食う CPU のために電源までをもという、新しい CPU にするには何から何まで買い換えさせる業界のたくらみが判明。

それが判った途端、なんかパーツを 1 個づつ選ぶというのがメンドくさく感じた。 自作マニアな人に向けたら Ultra SCSI カードで頭を突かれたり、PC ケースの鋭利な金属の端に指を持っていかれたりするくらい。

まだ突かれたり切られたりしたくはないので、ここは真っ当にショップブランドの PC を買ったほうが早くて良いといろいろと探索すると、Celeron 1.7GHz メモリ 128MB HDD80GB CD-RW 44,800 円というアプライドオリジナル PC の夏限定モデルというのを見つけ出し、早速店に行ったけどすでに売り切れ。

どうしようかと店内をグルグル回りながら悩んでいたら、スペックの近い同じ価格帯の PC を見つけたので、フロッピードライブと CD-RW ドライブとキーボードとマウスは持っていて要らないのでこれ下さいと言ったら、そりゃダメですと言われてあえなく撃沈。 ていうか、そりゃ当たり前だし、よく考えたらドライブ類とカード類およびマウスとキーボードは別に必要ないので、自作したほうがいいじゃんやっぱり。

	青色 LED が光る PC ケース
	このケースを選んだ理由は、なんと言うかフィーリングである。

見積もりしてもらおうとさきほどの店員を呼んで、恐らく過去に 1701 回は聞いたであろうフレーズ 「出来るだけ安くしたいんですよね」 と言ったら、その横顔に苦笑いの表情を浮かべたので、やっぱり 1701 回は聞いてるなと思った。

そんなこんなの店員と相談しながら、最終的に 865PE チップセットのマザーボードと Celeron 1.7GHz CPU と PC3200 256MB メモリ、それと電源単体と電源付きケースとの値段に差がないので、新たに 350W 電源付きの 青色 LED で光るカッチョいいケースも新調した。

HDD は今までの 20GB でも不足なく、むしろあり余ってる感じだけど、見ると 80GB 以下の HDD なんてもう置いてないうえに 1 万円しないという衝撃でつい購入してしまった。

これでしめて 43,740円也。 結局、最初に買おうとしてたショップ PC よりも安く仕上がった。 なんだかんだ言っても、スタートレックにおける惑星周回軌道シーンのように使い回しを多くやると、やっぱり自作のほうが安く出来上がる。

家に帰って組み立て自体は問題なく、電源投入まで無事終えたけど HDD で問題に遭遇。 ハードディスクを 2 つのパーテーションに分けようと FDISK を起動したら、80GB なのに 16GB ほどとしか認識しないのだ。 調べると古い FDISK プログラムには容量誤認識のバグがあるという。 ただ、これは表示だけの問題ということなので、気にせずそのまま 50% づつに分けてフォーマット。 CD 起動の Windows2000 セットアップではキチンと 80GB 認識され、そのままインストールした。 その後、丸一日かけて環境を元の状態に戻して完成！

完成したからといっても 4 台目とあっちゃ別段なんの感慨もないし、現在までも特にトラブルもなく極めて順調に動作していてへぇ〜って感じ。 20 へぇ〜くらい。 ベンチマークでの数値を気にする時代は終わり、動作の安定性と道具としての耐久性を望むのだ。 Hdbench は 1 回やったけど。

	PC パワーアップ記念 LCARS アニメ
	Download 521KB 操作可能ボタンあり。 念のため。

これで自分もようやくギガヘルツユーザー。 この CPU パワーを使って何をするかと言うと、サイトを廻ってメールを見るのだ。 今までより 1701 倍も早く OS が起動して 1701 倍も早くサイトを廻れて 1701 倍も広告メールが来るようになった、かと言えばそうでもないと言えよう。 ていうか、1701 倍も広告メール来たらヤな感じ。

こうして 2 年ぶりくらいに PC をパワーアップさせたけど、なにやら Pentium 5 が出るとかなので、アンタ達は金を使わせるためにワザとやってますか？ 将来 Pentium 4 が劇的に安くなったら載せ変えを目論んでる自分は、スロット 1 マザーボードと同じ目に遭いますか？ あと、段々とファンがデカくなり過ぎ。

▼ http://www.dj.st44.arena.ne.jp/xwin2/mainhtml/intelcpu/intelcodename2003.html - 2003 年以降の Intel CPU
▼ MY PC - 自作したマシンの詳細スペック

#1 2 年ほど前に家電量販店でエアコンを買う時に、女性店員と PC の話になって 「自分で作ったんですよ」 と言ったら物凄く驚かれたし、叔父に PC とインターネットに詳しいかと言うので、「自分で作った」 と言ったら同じく驚かれた。 世間一般的には PC は作るモノじゃなく買うモノ。

#2 夕方頃に家の電話に出たら 「投資に関するお話し」 だとかいう若い男なので、いつもの 「ジュエリーに関するお話し」 だとかいう若いお姉さんとは違う筋の新たな輩だなとすぐにピーンときて、そんなのに興味ないと言って早々に切ろうとしたけど切らせないようにあきらかに話をまくし立てたけど、それでも強引に切ってやったらまたすぐに掛かってきた相手はさっきの男であり、ぬけシャーシャーとその根性は上等であって外道であり、今度は強烈に電話を切ってあげて、寝起きで機嫌が悪かった自分はしかるべきところに通報しました。

#3 西部警察の例の撮影中の事故で、事故を起こした車と前走車どころか、事故を起こした車が側面にぶつかった車までをあのわずかな映像（※動画）ですぐに答えた人がいて、車に疎い自分はなんか尊敬するなと思った。 自分なんて TNG 時代の LCARS と VGR 時代 の LCARS の枠の角丸の角度の違いぐらいしか判らないので。

自分： 「さぁてっと・・・」

ピボッ・・・（コンピュータの電源を入れた音）

P コンピュータ： 「ログインパスワード」

自分： 「“トレッキー”」

P コンピュータ 「OK, いつも思ってたんだけどさ、その安直なパスワードはなんだよ？ たまには変えたほうがいいぜ。 ま、正解だから起動するけどさ」

自分： 「・・・」

P コンピュータ 「で、何か用があるんだろ？ さっさと済ましちまおうぜ」

自分： 「ちょっと調べたいことがあって、次のことを検索してくれ」

P コンピュータ： 「いいぜ、言ってみな」

自分： 「と、その前に、やっぱこの人格はやめた。 なんか微妙に頭にくる。 他に何かなかったっけ？」

P コンピュータ： 「なんだよそれ。 まぁ好きにするさ、所詮、人間様の命令を聞かないといけない、たかが機械だ。 今ハードディスク内にあるのは “オタク” と “オンナ” だ。 どっちがいい？」

自分： 「“オンナ” がいい」

P コンピュータ： 「好きだねぇ、あんたも」

自分： 「いいからリセットしろ」

ピボッ・・・

P コンピュータ： 「あら、今日は何の用？」

自分： 「サーチエンジンを使ってスタートレックに関することを調べたいんだよ」

P コンピュータ： 「それで？」

自分： 「最近、スタートレックのフィギュアのおまけがついたお菓子が発売されたらしいけど、それがどういうモノなのか詳細な情報、それから、どんな種類があるのかと近所でそれが手に入る店を全てリストアップして表示して欲しい」

P コンピュータ： 「あらあら、またソレなの？ この前も別な人を使ってスタートレックを検索してたわよね？ まったく、ただ単に “スタートレック” っていうので検索したら、いったいいくつ出てくるか知ってる？ 数万よ数万。 “startrek” ってやったら数百万になるのよ。 検索するほうの身になって考えてよ。 バカの一つ覚えみたいに誰も彼も “スタートレック” って。 もうちょっとキーワードをひねって欲しいもんだわね。 だいたい、男ってみんな自分の趣味の事になると、お金を湯水のように使ってガラクタばっかり集めて、私たちオンナはソレをどんな風に思ってるのかあなたに・・・」

自分： 「いいから早く検索してくれよ！ だいたい、その検索うんぬんってネットを始めたばっかりの頃の話じゃないか。 なんで、そんな昔の事をいつまでも覚えててグジグジ突っつくんだよ。 今は条件を絞ってるじゃん」

P コンピュータ： 「なによ、それ。 ワタシが悪いってわけ？」

自分： 「いや、そんなこと一言も言ってないし・・・。 もういい。 人格を “オタク” のほうに変えて欲しい」

P コンピュータ： 「えっ、嫌だ！ 判った、あなたの好きなようにするわ。 なんでも言って。 お願いだから行かないで・・・もう一度やり直しましょう、ねっ」

自分： 「再起動してくれ」

P コンピュータ： 「これでホントにいいの？ これで終わりなのワタシ達？」

自分： 「そう、やっぱりコレじゃ使いものにならない」

P コンピュータ： 「判ったわ。 そう、それがいいわね。 これで分かれてまた別々な人生を歩んでいく。 さようなら。 短い間だったけど楽しかった。 最後に抱きしめて欲しいの・・・」

自分： 「えいっ！」

ピボッ・・・（手動リセットした音）

自分： 「まったくもう、オンナは懲り懲りだよ。 さて、“オタク” の人格は初めてだったな。 どんなんだろ？」

P コンピュータ： 「・・・」

P コンピュータ： 「・・・」

自分： 「ていうか、なんか言えよ！」

というようなコンピュータよりも、

ピボッ・・・（コンピュータの電源を入れた音）

P コンピュータ： 「ログインパスワードを入力してください」

自分： 「“トレッキー”」

P コンピュータ： 「パスワード確認、声門確認、起動プロセス実行中・・・」

P コンピュータ： 「起動成功、システムは全て正常に稼動しています」

自分： 「スタートレックに関することを調べたい。 最近、スタートレックのフィギュアのおまけがついたお菓子が発売されたらしいけど、それがどういうモノなのか詳細な情報と、どんな種類があるのかと近所でそれが手に入る店を全てリストアップして画面に表示して欲しい」

P コンピュータ： 「了解、何か付加するキーワードはありますか？」

自分： 「いや、まずはさっき言った条件で検索をかけて欲しい」

P コンピュータ： 「了解、サーチ開始、しばらくお待ちください・・・サーチ完了。 該当のモノはおそらく、フルタ製菓株式会社が発売したスタートレックフィギュアという商品だと思われます。 詳細な情報を表示しますか？」

自分： 「ああ、頼む」

P コンピュータ： 「了解、この商品は宇宙船をリアルに再現したもので、彩色済みフィギュア全 10 種（＋シークレット1種）ディスプレイスタンド付きとあります。 付加情報があります。 表示しますか？」

自分： 「もちろん」

P コンピュータ： 「このシリーズの前にはスタートレックピンズというモノがあり、こちらは宇宙艦隊の記章や帝国や種族のシンボルマークなどのピンバッジ全 20 種となっています。 なお、どちらもお菓子がメインで、これらのものはおまけという位置付けになっています。 お菓子のほうは、前者がムギチョコ 7g、後者が清涼菓子 7g です」

自分： 「へぇ、これが噂のアレだったのか・・・」

P コンピュータ： 「スタートレック関係サイトの掲示板を検索したところ、この商品に関する投稿が 1701 個所見付かりました。 参考リンクを希望しますか？」

自分： 「見てみたいな」

P コンピュータ： 「了解、一番参照量の多い 3 箇所をピックアップして表示します」

というようなコンピュータのほうが自分としては好きなので、現在、会話によるユーザーインターフェイスを研究してる人は、ぜひ人格はナシでお願いしたい。 ていうか、コンピュータに人格は要らない派。

#1 なんで車を洗ったその日の夜に雨が降りますか？ しかも滝のように。