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マニアな管理人のマニアな独り言 - 過去ログ 2003年 10 月
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244: そろそろ潮時 (2003.10.28)

自民党の 73 歳定年制に基づき、中曽根氏と宮沢氏に引退勧告をしたら、宮沢氏は引退を了承したけど、中曽根氏は突然やってきてこのようなことをいうのは非礼だと言って引退を拒否したといい、過去に業績を残した人で “世界の中曽根” とまで言われた人だと TV で言っていて持ち上げる人まで出てきたけど、自分のようなものとしてはそのような言動はなんだか醒めてしまうなと思った。

どのくらい醒めるのかと言うと、“ゲーム感覚” で学習できるという PC ソフトをしこたま宣伝しているのに、若年者の犯罪が起こったときには “ゲーム感覚” 云々というレベルの低いコメントしかしない評論家を出演させる TV 局くらい。 あるいは、TV 東京系列の日本シリーズの放映が入らない地域だからといって、街頭テレビに繰り出して一心不乱に応援している連中くらい。

「老人は要らないということなら全国の老人が怒る」 というような事を言っていたけど、「老人じゃなくてオマエが要らないんだよ!(これは控えめな表現)」 と TV に向かって思いっきりツッコミを入れてあげた。 ここでツッコミを入れずしてどこに入れよう。 なにも言わずに引退を決めた宮沢氏のほうが一般受けがよく、なんだかカッコよくさえ思う。

TOS 時代からのファンにとってカーク船長演じるウィリアム・シャトナーは、スタートレックという SF TV シリーズの礎を築いた人で、カーク船長こそがスタートレックだという。 だけど、TNG から観始めて艦長といえばジャン・リュックだという自分のような者からすれば、カークは過去の人であって現在のスタートレックの現在の艦長がまず第一なのだ。 VGR から観始めた人は、それ以上にカークは遠い人で TOS は古い素材だと言える。

映画 『ジェネレーションズ』 では、引退していたカーク船長を引っ張り出し、物語の最後では橋桁とともに転落し死亡してしまう。 そしてエンディングへ。 古くからのファンは一時代の終りを感じたことだろう。

ところが、最初のシナリオではあのような意味のある死を迎えるものじゃなく、ピカードとソラン博士が争っているところで、ソラン博士にディスプラターで撃たれるというもっと単純なシーンだったそうだ。

ところが、試写会のときにこれでは英雄カークの死があまりにも無意味であり、古くからのファンにやいやい言われるのを恐れ、3 人を改めて呼んであのシーンを撮影し直したという。

これなんかも、結果的にはピカードからカークへの橋渡しという部分が強調されて意味深く感動するものになったけど、TNG 世代としてはその裏話を聞くとやっぱりカークは偉大な人で、未だにその威光からスタートレックは抜けきれないのだなと思ってしまう。

実際、そのような最初のシーンそのままの公開だったら、古くからのトレッキーは英雄カークの無意味な死に物凄く抗議したと思う。 ただ、そのようなのにも自分は醒めてしまうのだ。

ウィリアム・シャトナーは映画 『ジェネレーションズ』 の後に、カークを生き返らせて再び活躍するという 『カーク艦長の帰還』 という小説を自ら書いており、その後も続々と自分が出てくる小説を出し続けている。 古くからのトレッキーからしたら喜ぶ声も多いだろうけど、これを読んだときに自分は 「なんで〜もういいじゃん。 まだやるの?(これは控えめな表現)」 とか思ったものだ。 敬意は払う。 でも、なんでも引き際というのがあると思う。

スタートレックで演じた俳優はある意味可哀想だ。 熱狂的なファンが世界にいるスタートレックという TV ドラマへ出たばっかりに、そのキャラクターのイメージがいつまでもいつまでもまとわりついていく。 自分がそのつもりはなくても、決して周りがそれを許さない。

キャラクターと俳優本人とが同一視され、スタートレックと切っても切れない関係になり、そうなるとますます他の仕事がやり難くなるという悪循環。 それを嫌って途中降板した俳優の気持ちも判るし、最初からそういうのが嫌いでたとえ自分自身がファンだとしても、役者としては主役級は引き受けたくない人もいるというのも判る。

TNG クルーでの最後の映画と言われている 『ネメシス』 で、この世代としては物語は一応完結したように思う。 人によってはもうちょっとピカード艦長の活躍と、エンタープライズ号の雄姿を観ていきたいと言う人もいるけど、もうここらへんでいいのではないだろうか。 彼らは 15 年もエンタープライズで銀河を飛び回り惑星を探索し異星人と遭遇し、様々なものを学び、そして我々を成長させてくれた。

現役のエンタープライズ号は墜落せずに残り、彼らにもそれぞれ別な道が待っていて、新たな出発を思わせるエンディングだった。 DVD の特典映像でカットシーンを観ると、もうこれでホントに終りなんだなという思いが強い。

家族のようにまでなった TNG メンバーと別れるのは残念だけど、すでに DS9,VGR,ENT と時代は流れている。 いつまでもスタートレックでの活躍を求めず、そろそろ彼らを解放してあげるのもいいと思うのだけど、どうだろう。 あ、第 5 作目が作られるのなら、そんなもんぜんぜん歓迎するよ。

30: TOS 批判の彼 (2001.05.09)
63: VGR 批判の彼 (2001.08.01)
83: 価値観の相違 (2001.10.21)
176: スタートレックと電球 (2002.12.26)

#1 毎度おなじみ TOS 批判の K 君は、TOS の劇場版が 6 作なのに対し TNG では 4 作だということが受け入れ難く、あと 2 本作って抜け! と常々言っている。 でも、ライカーとトロイとデータが抜けたエンタープライズをどうするのか難しい。 あと、ウォーフの立場をどうするか今度こそ問題。

#2 10 年, 20 年先にエンタープライズ号が活躍する新たなシリーズが作られていたとしたら、それから観始めた者にとっては現在のスタートレック俳優もカークのようにすべて過去の人になってしまう。 その時には英雄ピカード云々と過去の偉業など、現役世代にコンコンと説いていくよこっちは。 ええ、説教ジジイですとも。

#3 最近、ビックリするくらいこの独り言へのアクセスが増えており、それはミステイクシリーズからだけど、月が替わった途端に客入りが落ち込む改装オープンした店のように、恐らくすぐに読む人の数はガクンと落ちるハズ。 最近ここを読み始めてこれからも読み続けるようなマネをする方は、書いてある表現に勘違いがないよう最初に136: 独り言脚注 (2002.04.05)を読んでおいたほうがいいですよ。

#4 我が居住区の今週の VGR は、土曜と日曜の 2 日連続で放送されるで注意するように。 土曜日の番組表, 日曜日の番組表

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243: ヤなレプリケーター (2003.10.23)

自分 「コンピュータ、えーっと、何かボリュームのあるモノがいいな・・・肉にしよう」

コンピュータ 「出来ればメニューで指定してください」

自分 「ならば、ステーキ。 ミディアムで」

コンピュータ 「ステーキには、ランプ、サーロイン、フィレ、もしくはチキン・・・」

自分 「あー、サーロインでいいから」

コンピュータ 「ソースを指定してください、特製クリームソース、プラム&ジンジャー、ガーリック、キノコのクリームソース、サティ、天然塩とコショウのみ、シェフ特製まったりとしたオニオン・・・」

自分 「シェフってどこのシェフだよ。 あーまあいい、天然塩と胡椒のみにしてくれ」

コンピュータ 「それでは、付け合わせの野菜はどうしますか? ポテトのコース、トマトのチーズのせ、ニンジンのグラッセ、インゲンのブイヨン煮、あるいは・・・」

自分 「ポテトポテトポテト! ポテトのコース!!」

コンピュータ 「ポテトのコースの場合、スープとサラダとパン、またはライス、そして飲物が付きます。 スープはコーン、コンソメ、オニオン、あっさり・・・」

自分 「ぐぉ〜〜〜っ! コンソメでいいコンソメ! んで、ライスは普通のヤツ! で、グリーンサラダ、飲物はアール・グレイのホットを!」

コンピュータ 「残念ながら紅茶はメニューに存在していません。 オレンジ、グレープ、アップル、グレープフルーツの各種ジュース、宇治茶、日本酒、ワイン、もしくはミルクの中から指定してください」

自分 「なんだよそれ。 もうミルクでいいよ、冷たいミルク。 そうだ、セ氏 15 度でどうだこの野郎!」

コンピュータ 「ミルクは温度での指定は出来ません。 ホットもしくはコールドで指定してください」

自分 「おいおい、そこはアバウトかい。 とにかく、 コールドにしてくれ」

コンピュータ 「サラダのドレッシングはフレンチ、和風、サザンアイランド、イタリア風、中華風、もしくは・・・」

自分 「おいコンピュータよ、食わせないつもりだろステーキ 。だいたい、もっとシンプルにならんのかよシンプルに」

コンピュータ 「質問の意図が理解できません。 食事を出さないのかという質問なら否定します。 食品を合成する際に必要なパラメーターを得て、より完ぺきなメニューを提供するためであり・・・」

自分 「あ〜わかったわかった! いいからドレッシングは和風で!!」

コンピュータ 「さらに今なら高枝切りばさみと圧力ナベ 5 点セットも付きますがどうしますか?」

自分 「んなもんいるかっ!!」

“ゴンッ!” レプリケーターにケリを入れた音。

自分 「ん? 画面になんか出てきた・・・」

“警告: 予期しないエラーにより、パラメーターは初期化されました。 再入力のために最初に戻ります。 よろしいですか? y/n”

自分 「あべし!!」

VGR 第 1 話より、まだマシなレプリケーター (mp3, 57KB, 19sec)
228: 人格付きコンピュータの憂鬱 (2003.08.10)
212: 雨ニモ負ケズ (2003.05.16)
151: レプリケーターの応用 (2002.07.12)
133: ヤなスタートレック (2002.03.17)

#1 “食欲の秋” とは言うけれど、残念ながら自分は 1 年中食欲があると言えよう。 これがないと餓死してしまう。 “読書の秋” と言うけれど自分は 1 年中本は読んでいる。 これはクリスマスがケーキ屋の陰謀で、バレンタインデーがチョコレート屋の陰謀で、ホワイトデーがクッキー屋の陰謀だというのと一緒で、食欲の秋というのは食料品屋の陰謀で、読書の秋というのは本屋の陰謀で、世の中陰謀だらけというのは素晴らしい。 ところで、宇宙人やら空飛ぶ円盤を隠しているのは NASA の陰謀なんだそうだけど、大量破壊兵器の存在がデッチ上げだったというのが戦後すぐバレちゃう情報統制が出来ないような国が、30 年以上もず〜っとその事を秘密にしておけるとホントに思ってますか?

#2 240: もしもシリーズ」で書き忘れたけど、今ワイドショー等で話題になっている “開かずの踏み切り” にウェブカメラを置き、ネットで 24 時間流せば結構なアクセス数を稼げるだろうなと思うのだけど、どうだろう。

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242: ジェネレーションズのミステイク (2003.10.18)

第 7 作目の映画 『ジェネレーションズ』 のミステイク。 これも元ネタは [Movie Mistakes.com] という海外のサイトで、その中から実際に自分で DVD を観て確認した納得したモノから 7 個をピックアップ。 この Movie Mistakes.com では、これ以外にも(もちろんスタートレック以外の映画にも)「よく気付いたな〜」というような恵子さんなんですかホラこんなところに埃があるじゃないですかキチンと掃除してもらわないと困りますよ!というネチっこい姑が見つけてそうなミステイク部分がたくさん載っている。 こういうトリビア的なのが好きな人は、訪れると 「へぇ〜」 って言うこと受け合い。

スカスカなセクター 001

● エンタープライズ B が試験航行に出て救難信号を受信するシーン

この時点ではまだ太陽系を出たばかりで、ましてやセクター 001 の範囲(1 セクターは 20 光年四方)すらもまだ横断していないハズ。 なのに、付近にいる船はなくエンタープライズ B だけという。

これって、あまりに船がなさすぎでは? 地球の周囲はこんなスカスカで防衛できるの? 宇宙は広いというのは分かるけど、我々の太陽系周囲に連邦の船はもっといてもいいのでは?

そのクセ、映画終りで墜落したエンタープライズ D のクルーの救助のために、ベリディアン 3 号星に連邦艦が 3 隻もすぐに来れたりする。

ジョディーのバイザーの奥

● エモーションチップをホルダーから取るシーン

ここでラ・フォージに注目すると、バイザー越しに彼の普通の健康な目が透けて見えてる。 細かいところを指摘してゴメンだけど。

大きく変わったエモーション・チップ

● データへ感情チップを移植するシーン

TNG 「永遠の絆」 や「ボーグ変質の謎」 で登場したエモーション・チップは、ピンセットでようやくつかめるほどの小ささだったのに、映画版ではデカくなり過ぎて見えるのは気のせいですか?

割れるガラス

● エンタープライズがベリディアン 3 号星へ墜落するシーン

たしか、この時代は透明な窓は透明アルミニウムという材質のモノを使っていたハズ。 でも、まるで “ガラスのような振る舞い” で割れる。 もうアチコチで割れる割れる。

ユニフォームが変わる

● 惑星上でピカードとカークが協力してソランと戦うシーン

映画終盤。 ピカードのユニフォームは新式 DS9 タイプのジャンプスーツを着用していた(cap.A)。 なのに、そのすぐ後のエンタープライズから引き上げるショットでは、TNG タイプの古いユニフォームにまた戻ってる(cap.B)。 な〜んでか?

取り外せなくなった理由

● トロイとデータがスポットを探すシーン 1

Dr.クラッシャーの報告によると、データの感情チップはニューロネットと融合して “取り外せなくなった” ということだった(cap.A)。 なのに、映画の終わりでトロイがデータに感情チップを “結局、取り外さないのね” と言い(cap.B)、その訳を聞いたらデータは “感情をコントロール出来るようになったから” 取り外さないことにしたのだと答える(cap.C)。

だ・か・ら、物理的に取り外せなくなったって前に言ってるじゃん!

ホントに危険物が入ってるのかい?

● トロイとデータがスポットを探すシーン 2

これはミステイクというより根本的な事。 データが愛猫スポットを見つけたとき。 その横には "HAZARDOUS MATERIAL" (危険物)というラベルのコンテナが置いてある。 この 1 個じゃなくアチコチ散乱している。

いやいやいや。 皆してコンピュータとかその他荷物を運び出してるけど、安全上、その危険物が入ってるコンテナを真っ先に片付けたほうがいいんじゃないの? 二次災害を起こすよ。

ていうか、TV シリーズを見てて昔から思ってたけど、簡単に人が出入りできる普通の貨物室とかにレディエーション(放射能)・マークだとかバイオハザード・マークだとか付いたコンテナが無造作に置いてあり過ぎ。

これでスタートレック映画のミステイクシリーズはこの独り言では終り。 なぜならば、これ以前のシリーズ 1 〜 6 までは DVD じゃなくビデオテープでしか所持していなく、それだと物理的にいろいろとメンドくさいから。 何より自分が TNG 世代だもんでモチベーションが上がらない。 カーク船長世代のスタートレック DVD を持っている人は、ネタ元のサイトを見てぜひいろいろ探してみて欲しい。

238: ネメシスのミステイク (2003.10.02)
239: 叛乱のミステイク (2003.10.08)
241:ファーストコンタクトのミステイク (2003.10.14)

#1 この映画の冒頭に登場するジャーナリスト達の所属は、「FNN(フェデレーション・ニューズ・ネットワーク)」、「SFB(スターフリート・ブロードキャスティング)」、「EBC(アース・ブロードキャスティング・コーポレーション)」 などであった。 20 へぇ。

#2 昔、レディエーション・マークが真ん中にデ〜ンとある T シャツ(リンク先のは現行のデザイン。 『七人のオタク』 という映画で江口洋介が着てた)を持っていた。 さすがに街中を着て歩いたりする勇気は自分にはなく、そのうちその存在すら忘れていたら、いつの間にか親父が平気で着ており、よくそんなので外歩けるよなと思った。 買ったのは自分だけど。 あと、なんでお父さんはある時を過ぎると服に対して異常にどうでもよくなりますか?

#3 で、その T シャツは 「東京ファントム」 というミリタリー・サープラスグッズショップで買ったのだけど、思えばその頃はミリタリーマニア(もちろん 『七人のオタク』では南原清隆演じるミリタリーオタクに感情移入した)で会員カードまで作ってかなりの額をここで散財した。 7.62mm 連弾帯だとか米軍弾薬箱だとか、その他 「204: 一発ネタ (2003.04.16)」 で写っている軍装品などはほとんどここ東京ファントムで手に入れた。 その後 LCARS マニアに転向してミリタリーと疎遠になったけど、自分としては東京と言えばファントム、ファントムと言えば東京だと言えよう。 あと、軍用機マニアからすればファントムといえば戦闘機 F-4 ファントムだとも言える。

#4 2010 年宇宙の旅』 を読んだとき、なんで米ソと並んでこの日本じゃなく、よりにもよって中国が宇宙へ進出しているんだろかと子供心に残念に思ったものだけど、この度の中国有人宇宙船の打ち上げ成功したことに対し、ひょうひょうとした顔の官房長官によるのほほ〜んとした別に大したことじゃない的コメントを聞いたら脱力してしまい、あーやっぱり日本はムリなんだなぁと思った。

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241:ファーストコンタクトのミステイク (2003.10.14)

前回の 『叛乱』 に調子付き、第 8 作目の映画 『ファーストコンタクト』 のミステイクに突っ込み。 これも元ネタは [Movie Mistakes.com] という海外のサイトで、その中から実際に自分で DVD を観て確認した納得したモノから 4 個をピックアップ。 この Movie Mistakes.com では、これ以外にも(もちろんスタートレック以外の映画にも)「よく気付いたな〜」というような人類は月に降り立ってなどいないと当時の写真に難癖つけるようなミステイク部分がたくさん載っている。 こういうトリビア的なのが好きな人は、訪れると 「へぇ〜」 って言うこと受け合い。

壊れたエンタープライズ C,D

● ピカードとリリーが作戦室で話し合うシーン

歴代エンタープライズの模型が飾ってあるキャビネットのガラスをピカードがフェイザーライフルで叩き壊す。 このショットのとき、D 型エンタープライズがフック上で 90 度に傾いただけだった。 でも、次のショットでは C 型と D 型エンタープライズの円盤部が取れて下に落ちている。

消えた島国

● リリーに地球を見せるシーン

ピカードがリリーにここが地球周回軌道上だということを教えるために、観測窓を開けてオーストラリア・ニューギニア・ソロモン諸島を指して説明する。 だけど、そこにニュージーランドがないという。

そこで、Celestia という 3D で太陽系を探索できるソフトを使い、ホントにこの角度でニュージーランドが見えないのかシミュレーションしてみたところ、微妙だけどなんかないみたい。 ニュージーランドの人が見たら怒るよ。 それと、地球周回軌道にしては若干高度が高すぎるような気がしないでもない。 自分のやり方が悪いのかもしれないけど。

蜂の巣

● ミサイルサイロ内でデータとリリーが対峙するシーン

データはリリーに銃で撃たれて蜂の巣になるけど全然平気。 これは別にいい。 そう言えば、過去にも TNG のエピソードで弓矢がズボっと刺さって平気だったこともある。

だけど、そのせいでデータの服は穴だらけになったのに、次のショットではその服は新品同然、穴なんてあいちゃいない。

なんで分かるの?

● リリーがエンタープライズの医療室で目覚めるシーン

ボーグが医療室のドアの外まで来てしまい、逃げるまでの時間稼ぎとしてドクター・クラッシャーがホログラムドクターを起動する。 そこで彼女は 「ボーグが 20 体押し入ろうとしているの。 私達が逃げる時間を稼いでちょうだい」 とホロドクターに命令する。

で、なんでドクター・クラッシャーは外に 20 体いると分かるの? ボーグが 20 体乗り込んできてるって、誰も具体的にそんなこと一言も言ってないのに?

239: 叛乱のミステイク (2003.10.08)
238: ネメシスのミステイク (2003.10.02)

次回、第 7 作目の映画 『ジェネレーションズ』 のミステイク。 現在 DVD の映像とにらめっこ中。 なんかこれまで以上にいっぱいあって確認するのがヤになるけど。

#1 牛乳をかけたりして食べるあのシリアルの “コーンフレーク” は、1910,20 年代にヨーロッパやアメリカでオナニー有害論が強まったとき、「これを食べたらオナニーしたくなくなる」 という事でケロッグ博士が作ったある種のトンデモ食べ物である。 20 へぇ。

#2 個人ページのアクセスカウンター値への想い(自分の場合)。 開設して、2 桁の頃は毎日気になり 「わ〜今日は 5 人も来てくれた!」 となり、3 桁になると嬉しくて 「えっ? 今日は 20 人も!?」 となり、4 桁に入ると注目して 「ん〜ここまでよくやってきたよな」 となり、5 桁(万台)を越えるとデフレ効果で 「チッ、今月は 3 桁しか回らなかったか」 となり、6 桁(十万台)を越えるともうどうでもよくなった。 ていうか、人のページのこの数値って 「ふ〜ん」 と一言で片付けられる程度のもの。 ちなみに、自分はカウンター値に異常に執着してたので、6 桁台の始めまで毎日カウンター値の記録をつけてたりしてた。 これが全記録。 ね、バカでしょ? もちろん、今は解脱して無の境地に入ったので記録してない。

#3 いよいよ中国が有人宇宙飛行を行うという。 これにアセったアメリカは予算を大幅に増額して、かつて米ソ間の宇宙開発競争でこの分野が大きく発展したように、アポロ計画以来停滞している宇宙への夢が大幅に前進するといいなという期待。 平和利用だのなんだの言われるけど、所詮、宇宙開発も軍事が優先し、またその目的があるからこそ大きく発展していくもの。

#4 今週の我が居住区の VGR の放送は、2 話連続となっているので注意のこと。 ちょうど第 1 シーズンが終わるのでなんかヤな予感。 知る限りで、このサイトの訪問者で我が居住区と同じ居を構えている人は一人だけど。

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240: もしもシリーズ (2003.10.11)

もしも、遮断警報機音が・・・

ある Flash サイトでコレを思いつき、3 時間で作った Flash。 自分としては、左側のボタンから順番に押して見ていってもらいたい心境。 あと、ずっと見てたからといって別に何か起こるわけでもなく、むしろやかましいだけなので、適当に見て適当に OFF にするがよい。

36: これがインターネットなのかっ!! パート 2 (2001.05.23)
51: 月のうさぎ (2001.06.28)
54: 異常だ以上! (2001.07.05)
134: あゆと宇宙艦隊 (2002.03.23)
222: ピカード・マニューバ (2003.06.27)
▽ [しんごうウォッチング] - 警報機の写真素材を探してたら出会った、我が居住区の交通信号機の写真コレクションサイト。 いろんなマニアがいるもんだと思った。 でも、自分もこういうのキライじゃないなと思った。

#1 別にファンでもなんでもなく観るつもりもないけど、ドラマで観月ありさが母親役をやるという。 なんか、「あ〜ついにか・・・」 といった感じだ。 その昔、森尾ゆみが母親役を演じ始めたときも同じ感想を抱いた。 これまた別にファンでもなんでもないけど、安達祐実が母親役を演じるようになる時代が到来したとき、「え〜!?」 と驚くことになるのはまず間違いない。 アイドルからいつの間にか女優へ転進し、高校生役 → お姉さん役 → OL 役 → お母さん役(一次ショック) → おばちゃん役(久しぶりに見て二次ショック) → おばあちゃん役、という避けがたい流れ。

#2 日本のメーカーの日本向けの車の CM で、外国のおしゃれな街中を容姿端麗な人間が運転してるというのを作りたがるこの業界。 現実から 1701 パーセク離れているイメージ。 汚ぇ格好の一人乗車で近所のスーパーの買い物袋を積んで、幅のせま〜い日本の生活道路を 20 〜 30 Km くらいで突っ走るイメージがほぼ正解。 バンパーに微細な擦り傷あたりがあると尚よろし。 全体的に土ぼこりで薄っすらと茶色いともうグッジョブ! でも、やっぱりそういうイメージの車は買わないでいきたい!

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239: 叛乱のミステイク (2003.10.08)

前回の 『ネメシス』 に調子付き、第 9 作目の映画 『叛乱』 のミステイクも突っ込んでみた。 これも元ネタは [Movie Mistakes.com] という海外のサイトで、その中から実際に自分で DVD を観て確認し納得したモノから 5 個をピックアップ。 この Movie Mistakes.com では、これ以外にも(もちろんスタートレック以外の映画にも)「よく気付いたな〜」というような重箱の隅を楊枝でほじくって突き破ってるようなミステイク部分がたくさん載っている。 こういうトリビア的なのが好きな人は、訪れると 「へぇ〜」 って言うこと受け合い。

やわな石橋

● 映画冒頭、バクー村のシーン

データが暴走してしまい子供達が走って逃げてるときに、橋が重みでたわむ。 石製だということだろうけど、やけに軽そう。

ライカーのヒゲ

● 最初のエンタープライズのブリッジでのシーン

ライカーとトロイにピカードはソーナ人に関するデータを 「2 日間で読んでおけ」 と言われるシーンで(cap.A)、このときのライカーのヒゲは明らかにニセものだと先のサイトではいう。

見てみると、その直後の艦のライブラリーでのシーン(cap.B)と比べてみたら、ライカーの顔の角度が若干違うものの、そのショットでは微妙にもみ上げの部分の角度と幅が違うし、また、明らかに最初のショットのほうがなんかボサボサで汚いというのを確認出来た。 ヒゲを落とした後で撮り直しをやったのかな? あと、よくこんなのを見つけたなと。

位置関係の謎

● 3 人がいかだに乗ってホロシップに近づくシーン

いかだを漕いでる時の 3 人は、ピカードが左舷側、データが右舷側、アニージが真中という位置関係で入り口の近くまで行き(cap.A)、ホロシップのドアを開けたあとショットが変わった瞬間(cap.B)、ピカードとデータの位置関係が左右逆になっている。 なんのためだか、いかだ上でコンマ何秒の早業で二人は入れ替わったようだ。

早過ぎる水引き

● ホロシップと水面との高さ

いかだで近づいた後、遮蔽されているホロシップへは 3 段のステップで乗り移っている。 ということは、この時点での水面からホロシップの床面まで 50 センチそこそこのハズ(cap.A)。 なのに、その後アニージが湖に落ちたときには、ものすごく水が引いている。

ブレント・スパイナーの身長が約 1 m 80 cm ということなので、それを元に計ってみると、ホロシップの床面から湖の水面まで約 2 m 50 cm という結果が出た。

もちろん、ホロシップに入る前に水門を開けて水を排出してたので、中で銃撃戦をやっている 2 分間に水面が下がったということだろうけど、それでも水が引くのがちょっと早過ぎない?

言ってないセリフ

● エンタープライズの機関室でのシーン

エンタープライズがワープコアを排出して爆発させたあと、艦も相当なダメージを受けるけど、その時に機関部で一人のエンジニアが炎に包まれる。 それをラ・フォージが消火器で消すところで彼はこう叫ぶ。 「医療班、機関部へ!!」 でも、彼の口は動いてない。 撮った後に付け足したセリフ、いわゆるアフレコ。

次回、第 8 作目の映画 『ファーストコンタクト』 のミステイク。 現在 DVD の映像とにらめっこ中。

#1 フランスの現役の海洋調査船オーシャン・ヴォイジャー号には、もちろん “ニーリックス”というあだ名のコックが乗船していて、乗組員のために料理に腕を振るっているらしい。 20 へぇ。

#2 あるウェブページで 「ひとの日記を勝手に読んで、文句を言って来るやつがいる」 というのを見る。 20 はぁ?

#3 google で “スタートレック”と検索すると約 65,800 件、“スター・トレック” だと約 27,000 件ヒットする。 “スター・ウォーズ” で検索すると約 66,900 件、“スターウォーズ” だと約 370,000 件のヒットとなる。 それではと思い “スタトレ” と検索しても約 7,130 件ヒットするけど、“スタウォ” だとたかだか約 70 件しかヒットしないので、この勝負 StarTrek の勝ちだと言えよう。

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238: ネメシスのミステイク (2003.10.02)

TNG クルーでの最後の映画 『ネメシス』 のミステイク。 元ネタは [Movie Mistakes.com] という海外のサイトで、その中から実際に自分で DVD を観て確認し、視覚的に判りやすいモノ・納得したモノ 10 個をピックアップ。 この Movie Mistakes.com では、これ以外にも(もちろんスタートレック以外の映画にも)「よく気付いたな〜」というような細かすぎてその執念に恐怖すら覚えるミステイク部分がたくさん載っている。 こういうトリビア的なのが好きな人は、訪れると 「へぇ〜」 って言うこと受け合い。

ロミュラン最高評議会

● 冒頭のロミュラン最高評議会での会話シーン

なぜかロミュラン人同士は地球の英語で喋っている。 地球人はこの場に一人としていないのに、地球言語で喋る必然性を感じられない。 ていうか、これがクリンゴンだったらクリンゴン語でしゃべって字幕がつくんだけど。

結婚式会場

● ライカーとトロイの結婚式会場で、ピカードがスピーチするシーン

ピカードが「結婚を考え直すつもりはないか?」と二人に尋ねるところで、背後を注意して見ると、雄大なアラスカの山々になんと手前の樹の影が!! それ以外にも、全体的になんか背後の山々はウソくさい。 ていうか、書割丸出し。

結婚式会場(ワイドショット)

● ライカーとトロイの結婚式で、壇上の全員が映るワイドショット

ウェスリー・クラッシャーの挙動が不審。 まず、最初のショットではウェスリーは画面左端にいるのに(cap.A)、次のショットでは母親ビバリーの真横に座っていて(cap.B)、また、次のショットでは最初の位置に戻っていたりする(cap.C)。 数秒でころころ席を移動する落ち着きのないクラッシャー元少尉。

アルゴのピカード

● コラリス 3 号星の地表へ降りてすぐのシーン

4 輪バギー車アルゴがシャトルから勢いよく飛び出して、最初の左急カーブを曲がる瞬間の運転席を見ると・・・ 誰か知らない人が座ってるよ〜 怖いよ〜。 明かにピカード(パトリック・スチュワート)じゃなくスタントマン。

しかも、このショットではゴーグルさえ装着してなく、でも、次のショットでは 3 人ともいつの間にか着けたりする。 着けたり取ったり忙しいのだ!

目の前の皿

● シンゾンとピカードの夕食シーン

最初のショットではピカードの目の前には食べ物が盛られた皿が置いてある(なんかスパゲティーみたいなのもある)のだけど、次のショットではその食べ物どころか皿ごとキレイさっぱり片付けられている。 消えた皿の謎。

あと、ほぼ同じカメラ位置での撮影なのに、ワイングラスのほうは左に若干移動してたりする。 もちろん、その間ピカードは一切手を触れていない。 細かいけど。

ハゲ頭?

● ピカードが自分の士官候補生時代の写真を見ているシーン

映画中盤。 この写真の中の人物はシンゾン役のトム・ハーディーで、ピカードのクローンということで写っているのだけど、これが完璧なハゲ頭。 でも、TNG 第 141 話 「運命の分かれ道」 で、2327 年当時(アカデミーを卒業)の髪フサフサのピカードが出てきた。 その前に TNG 第 112 話 「記憶侵入者ユリア星人」 でも、ビバリーとピカードがジャック・クラッシャーの死体と対面する回想シーンで、2354 年当時のまだ髪の毛のある彼が出てきた。 若い頃はハゲじゃなかったとも言っている。

ピカードはアカデミー在学中に髪の毛を剃っていたか、この写真を撮る時だけ剃ったというのが考えられるけど、それもなんか不自然。

宇宙艦隊戦闘グループ・オメガ

● 宇宙艦隊戦闘グループ・オメガの表示シーン

画面に 7 隻の宇宙艦隊の船が表示されるけど、上から 4 番目の U.S.S.アリーズ NCC-45167 のスペルが違う。 画面表記では Aires となっているけど、ホントは Aries で意味は “おひつじ座”。

このコンピュータディスプレイ上のスペル間違いというのは TV シリーズでも結構あったりする。 ネイティブでさえこの調子なので、我々日本人もスペルなんて気にせずガシガシ書いて恥もかけという話。

エンタープライズ E のデッキ数

● 敵の攻撃でエンタープライズが次々ダメージを受けるシーン

E 型エンタープライズのデッキは 24 までしかないことが映画 『ファーストコンタクト』 で判っている。 「大きさはどのくらい?」 と聞いたリリーにピカードは 「24 階建てになっている(24 デッキ)」 と確かに答えた。 公式設定でもそうなっている。 なのに、データ少佐は 「デッキ 29 の腹部シールドが消失した」 とあり得ないことを言っている。

メインビューワー部分破損

● エンタープライズのメインビューワー部分破損シーン

敵の魚雷攻撃でポッカリ穴が空いたメインビューワー。 そこから宇宙空間を見るけど、よく考えたらなんかヘン。 エンタープライズのブリッジは円盤部のてっぺん(デッキ 1)にあるはずであり、それだと元メインビューワーのあった位置から肉眼で“直”に外を見た場合、円盤部上部がちょこっと見えてないとつじつまが合わない。

ワイングラスを持つ手

● 終盤、亡き友のためにクルー一同がワインを捧げるシーン

ピカードは最初のショットではワイングラスの脚の部分を持っていたのに(cap.A)、次のショットに切り替わった瞬間、手はワイングラスのカップ部分にある(cap.B)。 ここでのカット割がバレバレ。 涙を誘ういいシーンなんだけど。

エンドロールでスッキリ

● エンドロール

おまけ。 これはミステイクではなく、個人的にちょっと目に止まった場面。

今回の映画には前作までとは違い、明らかに液晶ディスプレイと判るものが多数登場している。 そこで、どのメーカーかとエンドロールを目を凝らして見ていたところ、EIZO-Nanao のモノだというのが判ってスッキリしたという話。

このシーンの LCARS ディスプレイをメーカーサイトで確認したところ、MultiEdge Series の恐らく FlexScan L365(15 インチ)FlexScan L465(16.1 インチ) あたりで、ブラック色モデルにグレイ色モデルの脚部分をくっつけて使用していると思われる。

#1 好きなタイプの人は? という女性への質問の答えによく聞く 「何か夢中になれるモノがある人」 というのにオタクは入らず。 表現的矛盾。

#2 子供の頃に見たホラー映画はいつまでも記憶に残るというのは確か。 自分の場合、『エクソシスト』 で悪霊にとりつかれた女の子が、ベッドの上で首がグル〜って回転するあの恐ろしいシーンが今でも忘れられない。 小学生だったその時、TV のロードショウで観終わった後、一人でベッドに行けなくなった。 ソイツがベッドにいそうで。 多分、一生残ると思う。 あと、エクソシスコと間違えやすいので気をつけるように。 特に DS9 派。

#3 周辺機器のメルコがバッファローに社名変更。 ちなみに、野球に疎い自分はパ・リーグのチームである近鉄は、「バッファローズ」 じゃなく 「バファローズ」 なのだというのを今知った。

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