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HOME 自作したLCARSコンソール&ディスプレイ 第1作目&2作目 | |||
きっかけは...作ろうと実際に行動するきっかけになったのは、Japan Mix社「スタートレック大研究4」という本の 136 ページに、以下のような記述があったからです。 ・・・それらのイメージを透明フィルムの上に黒を背景に白で描き、舞台用の照明フィルターとして使われる色付きプラスチック・フィルム(「ジェル」という名で知られる)で透明部分を埋めた。そして簡単な構成のライトで光を後ろから当てると、これが実にクッキリした、最先端っぽいコンピューター・イメージに見える・・・ 「なんか簡単に作れそうだな」 と読んだ瞬間にビビビっと来ました。 前々からLCARSパネルを作ろうとは考えていましたが、この本の一節を見なかったら考えているだけで、ただ想像しているだけだったでしょう。運命的な出会い!? 考察資料本、ビデオをよく観察してみると、使われているコントロールパネルには、と、バックライトを使わない簡易型の物と、バックライトを当てて光らすタイプの物の 2 種類ある事が分かります。
まずは試作してみる...試作1
実際に試作してみると、この方法では以下の問題点が見つかりました。
よって、この案を破棄。 試作2
実際に試作してみると、この方法では以下の問題点が見つかりました。
あと少し! 試作3
これでほぼ実用形に近い仕上がりになる。 さぁ!材料を揃えよう!
いざ製作開始!寸法を計測する各サイズを割り出す。資料を見てパネルサイズ及びボタンの各サイズを推測。 パネルの大きさ 195mm X 80mm、ボタン一つの大きさは高さ 13mm で詳細は左図を見てください。 パネル大の切り出し・加工パネル本体になるアクリルパネルを切り出し、紙やすりなどを使って丁寧に角を丸めます。 マスクをプリントする
ここまでで半分ここまで出来たら半分は出来たようなもの。パネル裏側をつや消しブラックで塗りつぶします。 この時、一応念のため塗料が回らないようにパネルの表側をマスキングしておきます。 2度塗りしたほうが、黒色の部分が光が透過しなくなるのでいいです。ただし、あまりやりすぎるとせっかくのマスクが剥がれてきて塗料が表面の見えるところに回ってしまうのでほどほどに。 ボタン塗装が乾く間に、ボタン部分&バックライト透過部分の製作です。 各色のエンビ板をパネル本体のボタン部分より少し大きく切り出しましょう。 このようにたとえ数字部分でもかたい塩ビ版を切り出す必要も無く、ただ長方形にして貼りつければいいのです。 ボタン上の文字次に、ボタン上の文字を作成しましょう。 普通のグラフィックソフトにてサイズを調整して文字を描き、これも左右反転して OHP フィルムに印刷します。 文字サイズは実際に印刷して何度もプリント&トライしてください。 それから、OHP フィルムには印刷面と裏面があるので注意しましょう(本人失敗済み)。 各ボタンの文字列ですが、上記の資料によると |JA TAY| という様な |2_3| 文字という構成になっているみたいです。 これは結構でたらめで、雰囲気だけです。 自分のフィーリングで勝手にでっち上げてしまいましょう。 私の場合は |LO TNG| , |CA TOS| , |LI CIA| という様にしゃれで作っています。 マスクを剥がしてみると...さぁ、塗装が乾いた頃でしょう。マスキングをはがします。 この作業が一番楽しいところでもあります。 再はく離タイプの用紙を使ったので、するすると簡単にはがすことができます。 全部はがしてしまうと、まだボタン部分に色のついていない透明なコントロールパネルの出来上がり! ここで、ボタン部分に塗料が入り込んできているところはシンナーをつけた綿棒、つまようじ等でちょちょいと取るとよいでしょう。 ボタン上の文字次にボタン部分の文字をパネルに貼りつける作業です。 まず OHP シートに印刷した各文字列をぎりぎりで切り出します。 そして印刷した面の裏に、木工用ボンドを水で薄く溶いた物でパネル本体の裏から貼りつけます。 こうする事によって印刷面を接着面にしない様にして、印刷した文字がにじむのを防くというわけです。 接着してパネル表側から見ると、パネル本体と文字との間が白くなっていますが、木工ボンドは乾くと透明になるので気にせずどんどんくっつけていきましょう。 この接着剤の濃度は、あまり薄すぎるとすぐはがれてしまうし、濃いとボンドが乾いた時に、透明にならず見苦しくなります。 いろいろやってみて、一番いい水と木工ボンドとの比率を探してください。 パネル裏側からボタンパーツを接着...今度はボタンパーツをパネルに接着します。 位置を合わせてずれないよう手で押さえながら、木工ボンドでパーツの 4 隅に先の細いもので丁寧に接着していきます。 なぜ 4 隅にしかつけないかというと、全周にボンドを付けると裏側までボンドが回り込み、表から見ると見苦しくなるからです(この写真は大パネルのほうです)。 ボタンパーツ接着完了!全部貼り終わるとこんな感じになります。 裏側は雑然としていますが、それを引っくり返して表側から見ると・・・ ほら!この通り!! もう一度おさらいパネル断面の各パーツの配置関係はこんな感じに。 なお、バックライトは市販の単 3 電池 4 本程度で光る懐中電灯型?の蛍光灯を利用するといいです。 これをバラして蛍光灯と点灯回路部分を丁寧に取りだして使用してみてください。 また、パネルとバックライトを収めるボックスを作るといいと思います。 私もその部分まで作ったのですが壊してしまいました。 そして完成へさぁ、これで完成!! あとは壁に貼りつけるなり、机の上に貼りつけてコントロールしている気分に浸ったりして遊びましょう?! これはエピソード中のキャプチャ画像なんかではありません。今回自作したコンソールと私の手です。こんなのが作れるんですよ。 部屋を暗くしてバックライト点灯すると非常に美しいです! |
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