System47 スクリーンセーバー

「System47」 とは、Flash で作られた LCARS スクリーンセーバーです。 このスクリーンセーバーの最大の特徴は、LCARS 枠の微妙なグラデーションとフェードイン・フェードアウトにあります。 別なアニメーションに切り替わる時の美しさは、スクリーンセーバー本来の目的を忘れてついつい見とれてしまいます。

また、このスクリーンセーバーのもう一つの特徴として、リアルなアニメーションとパターンの豊富さというのもあります。 「System47」 には、 3 つの LCARS インターフェイスと 8 つのシークエンスがあり、それがランダムに組み合わさって 24 タイプのアニメーションを映し出します。 この出現パターンの豊富さで見るものを飽きさせません。

ネット上には LCARS スクリーンセーバーは数々ありますが、これほどのレベルのモノは他には存在しないと言ってもいいでしょう。 LCARS マニアがお勧めする最高のスクリーンセーバーです。

画面パターン

シークエンスは以下の 8 つです。 これが動くところ、早く見たくはありませんか？

1. Sector Scan（セクタースキャン）
2. Star System Analysys（星系分析）
3. Sector Map（セクター図）
4. 3D Sector Scan（3D セクタースキャン）
5. Milky Way Galaxy Map（銀河系図）
6. Navigational Readings（航行リーディング）
7. Warp Speed Analisys（ワープ速度分析）
8. Enterprise-E Schematics（E 型エンタープライズ船体図）

インストール

さぁ、あなたの PC にもインストールしてみましょう！

対応プラットフォームは Win9x/WinNT/Win2000/WinXP, そして、これ系のプログラムには珍しく MAC(Mac OSX) にも対応しています。 今まで悔しい思いをしてきた MAC の方も楽しむことが出来ますね。

基本的に説明は Windows の場合で進めます。 MAC の場合は、配布サイト上と同梱の説明ファイルに書いてあること以上のことは判りません。

1. http://www.mewho.com/system47/ に行き、メニューの DOWNLOAD ボタンからダウンロードページへ。 ここで上から Windows 版の 「サウンド付きバージョン」 と 「サウンドなしバージョン」、それと 「MAC 版」 がそれぞれダウンロードできます。 通常は 「サウンド付きバージョン」 を選びます。
2. ダウンロードしたファイルの圧縮は ZIP 形式になっているので解凍します。 解凍方法が判らなかったらこちらを参考にしてみてください。
3. 解凍して出てきたファイル system47.exe をダブルクリックするとインストールが開始され、自動的にスクリーンセーバーとして登録までされます。
4. デスクトップの何もないところで右クリックして “プロパティ” を選択、“画面のプロパティ” を開いて “スクリーンセーバー” というところで起動までの時間を確認します。
5. あとは “プレビュー” で確認するか、設定時間が来るまで気長に待てば 「System47」 を見ることが出来るでしょう。 これであなたの PC がまた一歩 LCARS に近づきました！

製作者はみんなで共有したいということで、このスクリーンーセーバはフリーウェアソフトとして公開しています。 製作者である meWho 氏に感謝しましょう。 ただ、寄付も受け付けているようです。

トラブル？

お使いの PC によっては、アニメーションの動きが遅かったり引っ掛かったりする場合があります。

これは PC の CPU クロックが低いからです。 Flash の画面の描画は、ビデオカードに依存するのではなく CPU だけで行います。 CPU クロックがあまりに低い場合は、アニメーションにぎこちなさが出てくる場合があります。 このような場合は、他のより高性能の PC で試してみてください。 Pentium プロセッサーだと最低 500MHz は必要なようです。

アンインストール

イントールすると次のファイルがシステムに追加されます。

Windows の場合（C:\ ドライブにインストールしている場合）：

• C:\Windows （WinNT/Win2000/WinXP の場合は C:\WINNT） フォルダの中に System47.exe
• C:\Windows （WinNT/Win2000/WinXP の場合は C:\WINNT） フォルダの中に System47.scr
• C:\Windows （WinNT/Win2000/WinXP の場合は C:\WINNT） フォルダの中に mickey.dll

Mac の場合：

• コントロールパネル フォルダの中に System47

アンインストールプログラムは用意されていないので、上記のファイルを直接削除します。 削除する前にスクリーンセーバーを “なし” にするか、他のモノに設定を変更しておくことを忘れずに！

もしも場所が判らなかったら、上記ファイル名で検索を掛けて削除してください。 PC に詳しくない場合は、スクリーンセーバーの設定画面で使用しないようにするだけでいいでしょう。

上級者向け

私のようにスクリーンセーバーを設定しない派で、スクリーンセーバーごときがインストールプログラムなんか使って、勝手にファイルが PC にコピーされるのは気に入らん！ でも、目の保養のためにたまに手動で起動して見たい！ という方もいるでしょう。 その場合は、以下のようにすると精神安定上とてもよろしいかと思います。

1. インストール直後に “画面のプロパティ” で、スクリーンセーバーを使用しないに戻す。
2. 上記インストールされるファイルのうち System47.exe だけを他のフォルダへ移す。
3. どうせスクリーンセーバーは使わないので、他の 2 つのファイルは削除する。
4. 手動で起動して保養。

終了するときは [CTRL] + [Q] キーを押すか、[ESC] キーを押してウィンドウ表示になったところを閉じます。 この Flash のもともとの大きさは、550 ピクセル X 400 ピクセルです。